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e-ni-shi  その36

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(続き)

♪ 今回指揮をされる曲は「マンドリンの群れ」、これは第5回定演のメインでHさんが振っておられたんですよね。
(関係ないけど)実は私、客席で聴いてましたよ。スターバトマーテルとニ短調もですが。


『 ええー、あの時の演奏、聴いてらしたんですか?
自分は思い込みが激しいんで、しばらく経ってから演奏聴くとすごく恥ずかしい思いをすることがあります。。。どんなんだったか、後で教えて下さい。
5回でマンドリンの群れを選んだ経緯はパンフレットに書いてありますので、そちらもお楽しみに 』


♪ 合宿のとき、「この2小節のためだけにそこまでの長い曲があったと言ってもいいんだ」というフレーズについて語られましたよね。
「楽しいことも必ず終わりが来る、でも終わりがあるからそれまでの長い苦労の意味を知る瞬間もあるんだよ」みたいな?
あれ以来この曲を弾くたびに、いろんなことを思い浮かべるようになりました(笑)。 20回定演のことやクインティナのことや他のたくさんのことを・・・。


『 マンドリンの群れのあの場面って、簡単な音譜・和音なのにすごく美しく響くんですよね。
弾くたびに、振るたびに、ああ終わってほしくない、ずっと続けばいいのにって思います。
でも終わりが無い曲なんて無いし、あってもそんな曲弾きたいと思わないし(笑)。
それで気がついたんですけど、終わりが来るからこそ楽しくてとても貴重でとても大事にしなきゃいけないことがあるんだなと。
僕にとって、しょっちゅうは来れないけどいつも暖かく迎えて下さって、楽しい思いを共有できて、でも弾き終わるとまた離れなくちゃいけない、だからこそ自分にとって大切なつながりである、そんなクインティナとの「縁」に通じるものを感じさせてくれる、大事な2小節です 』



(そんな2小節が近づく予感・・・、そして次へ。)

to be continued...





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